G.O.F Magazine ISSUE3

2024年11月末に開催されたTOKYO ART BOOK FAIRにてG.O.F Magazine 最新号の発売がスタートしました！圧倒的なクオリティとビジュアルで構成され、当店でも根強いファンが多いG.O.F Magazine 。毎号 4 人のアーティスト、フォトグラファーをフューチャーする ビジュアルのみで構成されるインディペンデントアートマガジンです。G.O.F とは Gang Of Four の略で一般的には中国文化大革命から起因する言葉として知られていますが イギリスの同名のポストパンクバンド名が由来であり、欧米では(4 人組)という意味があります。
国内外からキャリアを問わず、毎号 G.O.F が掲げる1つのテーマに沿った作品を各々が制作 またはアーカイブから選出し、掲載していきます。
 
第3号のテーマは(BEAUTIFUL CREATURES )。美しい生き物達を意味するこのテーマに沿いアーティストの美意識の中にあるエキセントリックなテイストやガーリーでポジティブな力を放つ作品、叙情的な味わい深さを感じる作品等、多種多様な美をコラージュ的にミックスしアートの刺激満載の内容になっています。
毎号テーマが違いながらも、G.O.Fならではの独特な個性は健在しており、それでいて各号のテーマが持つ質感を、しっかりと体感できる1冊に纏めて上げているのは、アートディレクターのWATARU KOMACHI だからこそです。
 
第3号も個性豊かな4名が参加
 
参加アーティスト
(敬称略)
Elise Toïdé   (Photographer/フランス)
フランス在住のフォトグラファーーElise Toïdé  ( エリーズ•トワデ)はYOHJI YAMAMOTOのパリコレクションのバックステージを長年撮り続けておりファッションと縁の深いフォトグラファーです。　
クライアントワーク以外の自身の作品では少女を被写体としたポートレートを主に制作し、1人の少女の成長を追ったシリーズ(GABRIELE)はカルチャー誌dazed and confusedでも紹介されました。エリーズが写しだす少女達の表情は静かな中に自然なポジティブさが感じられ、観る人の心を惹き付けます。GOF Magazine では(GABRIELE)を含む3つのシリーズから作品を掲載しています。

HELENA GOÑI (Photographer/ アメリカ)
スペインのBilbao出身で現在はニューヨークで活躍するフォトグラファーのHELENA GOÑI (ヘレナ•ゴニ)はセルフポートレートや周りの人々のドキュメンタリー作品を制作する他、ファッションの分野でも活躍しています。エッジな雰囲気の中にも洗練された上品さを持つ彼女の写真作品はNYの書店Dashwood Booksからも出版され注目を浴びています。GOF  Magazineでは彼女の作品の中からガーリーを軸としたフレッシュな作品に焦点を当てています。

RACHEL LOUISE HODGSON(Artist/イギリス)
昨年日本で個展を開催した(レイチェル•ルイーズ•ホッジソン)はイギリス在住のアーティストです。彼女が描き出す作品の中の少女やネコなどは叫んでいたり、目を大きく見開いていたり、一見怖い表情ですがチャーミングな雰囲気を併せ持っています。
エキセントリックな中にもどこか抜け感のあるドローイングはファッション感覚溢れる可愛さを感じさせます。
スイートな毒気が特徴のレイチェルの作品とGOF の個性が融合した紙面となっています。

Wu Meichi (Artist:/台湾)
極彩色で独特な世界観を持つ台湾在住のアーティストWu Meichi(ウー•メイチ)は作品の展示に加えファッション関連のブランドとコラボレーションを行っています。今年2月には自国のジュエリーブランド(mEltEd potato)に作品を提供し、グラフィックアーティストのVerdyが運営するHenry”s PIZZA(大阪)のスペースでインスタレーション展示を催しました。
可愛さと毒気を感じさせるデジタルコラージュはフィジカルな手法も取り入れており写真とも定義出来る作品です。
GOF Magazineではメイチのシグネチャー的なフォトコラージュ作品を掲載しています。
 
出版社 publisher：Motoyoshino
刊行年 year：2024
ページ数 pages：60
サイズ size：297x 210mm
フォーマット format：Softcover
言語 language：
付属品 attachment：
状態 condition：New